2026年6月7日日曜日

ファミマ「巨大オールスター祭」レビュー|【爆弾】デカいフィナンシェとクッキーで、脳の疲労をねじ伏せる





▼ 大きいフィナンシェと大きいクッキー

🍙 コンビニ· 巨大オールスター祭· 2026.06.05

ファミリーマート / 巨大オールスター祭(大きいフィナンシェ・大きいクッキー)

ファミマ「巨大オールスター祭」|爆発間近のフィナンシェとクッキー


 セブンイレブン、ローソンと増量キャンペーンが続いて、すでにおなかがぷくぷくしてきた。
それでも、ファミリーマートで今回が初めての新しいキャンペーンが始まったので、結局食べてみた。


3秒でわかる

何者ファミマが展開する「巨大オールスター祭」の目玉焼き菓子
推しポイントAQUOが小さく見える。デカいのに大味じゃない確かな品質
今回のターゲット「大きいフィナンシェ」と「大きいクッキー」の2種
買った理由フィナンシェの意味不明なデカさ。いつもファミマのフィナンシェとクッキーを食べてる私は回避不可だった


増量キャンペーンと何が違う?

「お値段そのまま増量」ではなく、最初から“巨大版”という別商品。


今回は2026年9月の創立45周年「いちばんチャレンジ」の一環。
※ファミリーマート史上いちばんチャレンジし続けることを誓う新スローガン「いちばんチャレンジ」を策定いたしました。
6月2日から全国約16,400店で全14種類が一斉に並んだ。物価高や多忙の反動で「今日だけは好きなものを好きなだけ食べたい」という“ギルティ消費”に応える、という建て付けだ。

これまでの増量系と違うポイントは3つ。

① 増量ではなく「巨大サイズの別商品」
 「お値段そのまま」ではなく、最初からビッグサイズの新商品/数量限定品として価格が設定されている。

② 定番化するサイズもある
FAMIMA CAFÉのLLサイズ(コーヒー・カフェラテ)はキャンペーン限定ではなく、終了後も継続販売の定番としてスタート。

③ 味のバランスも追求
ただ大きくしただけでなく「最後まで飽きずに食べられるバランス」にこだわった、とのこと。



全ラインナップ(全14種)

今回レビューする焼き菓子以外にも、各カテゴリの人気商品が巨大サイズで展開されている。公式リリースで発表された全14種は以下の通り。

■ 飲料(FAMIMA CAFÉ/LLは定番化)
アイスコーヒー LL税込370円
アイスカフェラテ LL税込370円
ブレンド LL税込320円
カフェラテ LL税込320円
■ 焼き菓子・スナック
大きいフィナンシェ(数量限定)税込238円
大きいクッキー(数量限定)税込258円
クリスプ うましお味 たっぷりサイズ170g(数量限定)税込398円
■ デザート・アイス
でか~いコーヒーゼリー税込388円
でか~いカスタードエクレア税込325円
でか~いイタリア栗のモンブランプリン(6/9発売)税込560円
たべる牧場ミルク LL税込498円
■ 惣菜・パン
大きなサンドイッチ トリプルエッグ税込398円
大きなサンドイッチ 人気具材の彩りミックス税込430円
ジャンボ焼きとり ねぎまタレ(数量限定)税込258円

※価格は税込・2026年6月時点。数量限定品は店舗・時期により取り扱いが異なる。

実物検証 / AQUOのサイズ感が狂う

焼き菓子の見た目をしていない、独立した「鈍器」だ。



まずは買い物袋から取り出した直後の威容を見てほしい。焼き菓子コーナーに平然と並んでいたが、手に取った時のズシッとした重みは、もはや軽食のそれではない。それぞれが独立した「鈍器」のような存在感を放っている。





パッケージ裏面の暴力的なカロリー表示を直視する。フィナンシェ1個で400kcal超級。見なかったことにしたい。これはティータイムに優雅に嗜むお茶菓子ではない。

どれだけ巨大か。手元のAQUOと並べて比較してみた。




ガジェットのサイズ比較によく使う手法だが、焼き菓子相手にこれほどスケール感の狂いが生じるとは思わなかった。もはやスマホやモバイルバッテリーと同じ面積を占有している。AQUOがミニチュアのおもちゃに見えてくるほどだ。

解剖と実食① / 大きいフィナンシェ

「一番美味しい端っこ」が、何倍も長く続く。


皿に出すと存在感はさらに増す。通常の「こだわりのフィナンシェ」の約2.9倍の表面積というから、当然だ。これだけ巨大だと「大味では?」「パサパサでは?」という疑念が湧く。しかしファミマのスイーツ開発部は手を抜いていなかった。


食べる前に、あえて裏面を見てほしい。コンビニスイーツとは思えないほど、美しいきつね色の焼き目が全体に広がっている。指で触れると、じわりと滲み出すフランス産発酵バターの油分。このテカリを見ただけで、パサつきへの懸念は完全に払拭された。


包丁を入れて半分に割り、断面を上に重ねる。生地がみっちりと、一切の隙間なく詰まっているのがわかる。一口かじると、アーモンドの香ばしさと発酵バターの濃厚な香りが一気に広がる。パサつきは一切なく、中心にいくほどしっとりとした重厚な口当たりだ。

そして最大のバグは「端っこの面積」だ。フィナンシェといえば、あの少しカリッとした端の部分が一番うまい、というファンも多いはず。

巨大化したことで、その一番美味しいカリッとした部分を通常の何倍も長く味わえる。これは完全に想定外の恩恵だった。

解剖と実食② / 大きいクッキー

もはや「円盤」。塩気が次の一口を呼ぶ。


続いてクッキー。通常の「チョコマカダミアクッキー」の約2倍の重量というから、もはや「円盤」と呼ぶべきサイズだ。アメリカのカフェのレジ横に置いてあるような、荒々しくゴツゴツとした表面の質感が食欲をそそる。


ここで再びAQUOの出番だ。半分に割ったクッキーの断面(直径)と並べてみる。パッケージ込みの大きさは先ほど確認したが、中身の直径だけでもAQUOの縦幅を完全に凌駕している。クッキーという単語から想像するサイズ感を破壊してくる、見事な狂いっぷりだ。

こちらも半分に割って断面を重ねる。
硬めのザクッとした手応えとともに、中から大きなチョコがゴロゴロと顔を出す。生地に対するチョコの比率が異常だ。噛むたびに、生地の香ばしさと濃厚な甘さ、そして絶妙に効いた塩気が波のように押し寄せる。ただ甘いだけじゃない。この塩気が強烈なフックになり、こんなに巨大なのに次の一口を求めてしまう。

コーヒーをブラックで深めに淹れて飲みながらが推奨。最高の作業用燃料。


F・Fスコア

味のクオリティ
9.0
視覚的インパクト
10
糖分補給力
10
カロリーの暴力
12.0 規格外
総合
9.5

余談

最近のコンビニ各社がこぞって仕掛ける増量・巨大化キャンペーン。消費者としてはありがたい反面、祭りが激戦すぎて、在庫が徐々に目につくようになってきた。たまに狂ったようにやってくれる分には最高のエンタメだが、これが常態化されると少々困る。

こちらの胃袋の体力と、急速に育ちつつある「ぽっこりおなか」が、これ以上はもたないから。


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F・F編集部

使った人にしか書けないことを書く。大阪発のレビューメディア。

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