2026年5月26日火曜日

Razer BlackWidow V4 Low-profile TKL Yellow レビュー|【買い】所有欲で選ぶ、薄型メカニカルの完成形

Razer BlackWidow V4 Low-profile Tenkeyless HyperSpeed JP Yellow Linear Switch 本体

📱 ガジェット· ゲーミングキーボード· RAZER· アフィリあり· 2026.05.26

RAZER / BlackWidow V4 Low-profile Tenkeyless HyperSpeed JP Yellow Linear Switch (RZ03-05450400-R3J1)

(長い) BlackWidow V4 Low-profile Tenkeyless HyperSpeed JP Yellow Linear Switch 【レビュー】

結論

所有欲で買って、後悔しなかった一台。

3秒でわかる

項目 BlackWidow V4 LP TKL Yellow
スイッチ Razer 薄型メカニカル イエロー(リニア)
アクチュエーション 1.2mm / 押下圧 約40g
接続 2.4GHz HyperSpeed / Bluetooth / USB-C有線
バッテリー 最大980時間(パワーセーブ時)
厚み 最薄部 約18.5mm
筐体 5052アルミ合金トッププレート / PBTキーキャップ
特殊操作 マルチファンクションローラー / Aiボタン / メディアキー
ラピッドトリガー 非対応(メカニカル方式のため)
定価 28,880円(税込)
メーカー公式 ★ Razer BlackWidow V4 Low-profile

Razer 薄型メカニカルゲーミングキーボード

From Razer

新開発のRazer薄型メカニカルスイッチを搭載。最薄部18.5mmのウルトラスリム筐体に、マルチファンクションローラー・メディアキー・AIプロンプトボタンを統合。2.4GHz / Bluetooth / USB-C有線の3接続対応で、パワーセーブ時は最大980時間駆動。

何を言っているのか

まず、何を言っているのか。

長すぎる。だが、パーツを分解すれば、理解ができる。

BlackWidow:RAZERのキーボードは多種シリーズがあり、競技シーンで使われるHuntsmanシリーズ、エントリー用の低単価なOrnataシリーズなどの中の一つ。BlackWidowシリーズ。比較的大きめの、ガッツリライティングを使ったシリーズになる。かつてのBlackWidowシリーズでRAZERを知った人も多いはず。

V4:上記の、4世代目。2026年5月時点でV4が最新。V3も併売している。

Low-profile:背の低い、薄型のキーボード(またはスイッチ)のこと。ノートパソコンに付属しているキーボードのイメージ。むかーしのデスクトップパソコンに付いていた、キーキャップがもりっと出ているのがノーマル。

Tenkeyless:上記の、テンキー(右側の数字キー)がないモデル。

HyperSpeed:RAZERの中でグレードが高いものに使用されている、高速無線でPCとやり取りを行うシリーズにつく。業界最先端の高い安定性を備えた高速ワイヤレス技術。

JP:日本配列のモデル。

Yellow Linear Switch:Yellow(黄軸)はちょうどいい真ん中に位置する絶妙な重さで、Linear(リニア)は下までスコーンとまっすぐ滑らかに沈み込むタイプのスイッチ。

▼ Yellow Switch

Razer イエロー(黄軸)リニアスイッチ Razer イエロー(黄軸)リニアスイッチ 拡大



なぜ買った

ゲーミングを初めて知ったブランドが、RAZERだった。

それ以来ずっとRAZERで固めている。ライティングのカッコよさ、製品のクオリティ、プロからの信頼。たまにとんでもないポンコツも出すけれど、それも含めて好きだ。

そんな中で、最近のキーボードでかなり良かった一台。優先順位はビジュ>打鍵感>機能
だからどうしても所有欲ベースの話になる。それを承知で読んでほしい。

Razer BlackWidow V4 LP TKL Yellow 全体像



高級感が半端ない筐体

全部が、高級感のある一体物として完成している。

5052アルミ製のトッププレート。RAZERらしい安定したPBTキーキャップで、触り心地も耐久性も高い。
キーキャップの外、ステンレスが見える部分に入った細いスリットのエッジがいい。
指を這わせたくなる、冷たくてさらっとした周り。

BlackWidow V4 LP TKL Yellow 筐体ディテール(アルミトッププレート・スリット)



  ファンクションキー上の部分だけ質感が変わっていて、少しザラついた、重みのあるマットな手触りになっている。一番上のトリプルヘッドスネークの印字は、そのザラザラ部分に乗っている。
一点もののマーク感。一番いい場所に、しっかりとロゴ。
底面にはアルミの超高級感の上に、消えない印字でブランドロゴ。全部が高級感で揃っている

▼ TOPのロゴ

BlackWidow V4 トップのRazerロゴ BlackWidow V4 トップのRazerロゴ 別アングル

▼ 裏面のロゴ

BlackWidow V4 裏面のブランドロゴ

6度、9度に調整可能なスタンド。

▼ スタンド 0度

スタンド 0度

▼ スタンド 6度

スタンド 6度

▼ スタンド 9度

スタンド 9度





スイッチングと打鍵感

2台のPCを、左奥のスイッチをずらすだけで行き来する。

HyperSpeedのドングルとUSBの有線接続が両用。自分は2台のPCにそれぞれ無線と有線でつないでいて、左奥のスイッチをずらすだけで切り替わる。スムーズで、ストレスを覚えたことがない。重厚な筐体だから、切り替えのときに本体がずれることもない。

BlackWidow V4 接続スイッチ部



  打鍵感は、思ったより柔らかい。ロープロファイルなので手首への負担も軽い。
アクチュエーションは1.2mmと浅く、わずか40gで反応する——スペック上はそうなのだが、体感はなめらかで、どんどん入力していきたくなる

BlackWidow V4 打鍵の様子





マルチファンクションボタン

バッテリー残量が、数字キーで右に光っていく。なにそれ。

BlackWidow V4 右上のマルチファンクションローラーとボタン

右上のローラーで音量を直感操作。再生・一時停止・ミュートもボタン一つ。ゲーミング外でも使う前提のモデルだから、メディアをワンタッチで触れるのが本当に便利。

Aiボタン。最近RAZERが推しているAIプロンプト起動ボタン。1ボタンでAIが立ち上がる。意外と便利で、自分はメールの返事の型を考えてもらうのと、チャットの要約に使っている。これが1ボタンで呼べるのがいい。



   そして電池残量確認。独立したショートカットキー。押すと数字キーが1から0に向かって右に光っていく。これが残量を示している。可愛すぎる。有線でも使っていてほぼ常にMAXなのに、可愛すぎて意味なく押してしまう。

バッテリー残量を数字キーのライティングで表示する機能





買って良かった点

① 筐体の高級感 — 5052アルミ+PBT。触れるたびにテンションが上がる

② 手首が疲れない — 薄型ロープロ。リストレストなしで自然な角度

③ 接続切り替えが速い — 無線・有線をスイッチ一つで。2台運用が快適

④ マルチファンクションローラー — 音量・ミュートが直感的

⑤ Aiボタンが地味に効く — メールの型・チャット要約を1ボタンで

⑥ 980時間バッテリー — パワーセーブ時。残量表示の演出も可愛い

⑦ ドングル1つでマルチペアリング — Synapse対応。デスクがすっきり



気になる点

① 右上ファンクション部が少し安っぽい — Aiや電源のマーク、〇の見せ方がここだけ浮く。歴代モデルのデザイン焼き増し感

② 値段は高い — 定価28,880円。流行りの性能がない中での価格なので、割高に感じる理由はわかる(価格は変動、最新はリンク先で)

③ ラピッドトリガー非対応 — メカニカル方式ゆえ構造上載らない。ガチ競技勢は選択肢から外すかも(詳細は下のPro Tip)

④ そこそこ重い — 重厚感の裏返し。軽さを求める人には合わないかも

Pro Tip / ラピッドトリガーがない理由

ラピッドトリガーは「押し込んだ位置からどれだけ戻したか」で入力を切る方式。連打や素早い切り返しが速くなる。だがこれは磁気式・光学式スイッチでしか実現できない。物理接点を持つメカニカルスイッチでは構造上使えない。

つまりこのモデルは「技術力で載せられない」のではなく、方式が違うだけ。ガチの競技用途でラピトリが欲しいならHuntsman系を——という棲み分けだと思われる。BlackWidowは、そういうシリーズだ。





ちなみに持ってるやつ

ちなみにこれも持っている。Razer DeathStalker V2 Pro TKL JP White Edition
家のホワイト環境で使っていて、激お気に入り。
終売になっているかもしれないが、レビューはそのうちしたい。

Amazon 比較対象 / 光学式の兄弟機

Razer DeathStalker V2 Pro Tenkeyless JP White Edition

Linear Optical Switch / 光学式 / ホワイト / TKL

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F・Fスコア

BlackWidow V4 LP TKL Yellow

設計 9.5
打鍵感 8.5
機能 9.0
コスパ 7.0
総合 9.5





こんな人向け

⌨ デスクの主役を作りたい人

毎日触るものに高級感を求める人。アルミ筐体とイエローで、作業の没入感を上げたい人。

🔌 仕事も遊びも1台で済ませたい人

無線・有線2台運用、メディア操作、AIボタン。ゲーム外でも使い倒したい人。

★ 性能より所有欲で選べる人(F・F推奨)

ラピトリ非対応・やや高価を承知のうえで、見た目と質感に金を出せる人。
ガチ競技勢はHuntsman系へ。



余談

BlackWidow V4 LP TKL Yellow デスク上の佇まい

高いキーボードは、沼だ。

高級感のおかげで、作業の没入感が上がった。タイピングへの感度も、嬉しさも上がった。デスクの楽しみが一つ増えた。性能で選ぶ時代に、所有欲で選ぶ。

28,880円をどう見るかは人それぞれだけど、毎日触って毎日テンションが上がるなら、たぶん安い。




この記事の主役

Amazon ★ F・F推奨 / イエロー

Razer BlackWidow V4 Low-profile Tenkeyless HyperSpeed JP Yellow Linear Switch

薄型メカニカル / イエロー軸 / 無線・有線両対応 / 日本語配列 / RZ03-05450400-R3J1

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他のサイズ・軸が欲しい人へ

フルサイズ / Yellow

BlackWidow V4 Low-profile HyperSpeed JP Yellow Linear

TKL / Orange

BlackWidow V4 Low-profile Tenkeyless HyperSpeed Orange Tactile

フルサイズ / Orange

BlackWidow V4 Low-profile HyperSpeed JP Orange Tactile


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F・F編集部

Editor / Founder

使った人にしか書けないことを書く。コンビニ食品・ガジェット・ライフスタイル・玩具・体験まで、ジャンル横断で「体験」を書くレビュアー。大阪在住。

コメント

⌨ 薄型沼の住人 2026.05.26

バッテリー残量が数字キーで光るやつ、完全に同じ理由で意味なく押してる。

🐍 緑ロゴ信者 2026.05.26

ラピトリないのは確かに迷うけど、結局見た目で買っちゃうんよな…。

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